象牙の印鑑を作成するときには

象牙の印鑑イメージ

美しい象牙の印鑑を実印にしたい、と考えておられる方が多いでしょう。
多分それは、美しさというだけでなく、希少価値ということも考えてそのように願っておられるのでしょう。
ごもっともです。確かに象牙はもう非常に貴重になっていて、輸入できません。

では今出回っている象牙の印鑑というのはいったいなんだ、と思われるかもしれませんが、あれは象牙が輸入禁止になる前に大量に輸入された分を今でも細々と供給していると言うことです。
つまりそれほど貴重なのです。日本ではもう高くて手に入れるのは苦労します。

ただし、外国に行けば、輸入できなくても手に入れることができるかもしれない、と思うでしょう。
しかしそれを日本に持ち帰れません。つまり輸入禁止なのです。手荷物にひそかにしのばせるということも考えられますが、没収される可能性も高いでしょうね。

そういうこともあって、象牙に類似した印材もあるのです。まずは、マンモスの象牙です。
私に言わせれば、現在アフリカでもインドでもちゃんと存在しているゾウよりも、はるか昔に絶滅してしまったマンモスの骨の方が、百倍も希少価値があるように思うのです。

たしかにマンモスの牙も非常に貴重で希少価値があります。
象牙がないからといってマンモスの牙でというのは、あまり代替的な役割を果たしていません。

そこで考え出されたのが、牛乳などの材料を使って象牙に似せて作られているものです。
見た感じ象牙よりも白くてきれいな感じがするのですが、遥かに格安です。
だからどうしても象牙の印鑑を作りたいというときは、それなりの代価を払い、象牙の証明書をつけていただくことです。

貴重な象牙で実印を作った暁には、ぜひ大切にしていただきたいと思います。

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